2007年07月30日

フェアトレード

フェアトレードって言葉、聞いたことありますか?

私自身も和歌山にいてあまり耳にすることがないのですが。

簡単に言うと


フェアトレードとは、貧困のない公正な社会をつくるための、対話と透明性、互いの敬意に基づいた貿易のパートナーシップです。
フェアトレードは、アジアやアフリカ、中南米などの農村地域や都市のスラムなどに暮らす人々に仕事の機会を提供することで、貧しい人々が自らの力で暮らしを向上させることを支援しています。
小規模農家や手工芸職人に継続的な仕事をつくり、農薬や化学肥料に頼らない自然農法や、生産地で採れる自然素材と伝統技術を活かした生産によって、持続可能な社会を目指しています。

(Peaple Tree より抜粋)


正当な価格で取引して、生産者の生活を支える、と言う事です。
途上国の生産者は、発展途上国に輸出する為、
安い賃金で、働きます。
一日働いて、何十円、の世界。

生産者があって、消費者がある。
生産者ありきの社会。
大事にしようじゃないか。と言う事かな。

欧米では、例えばコーヒーショップに行った時、
「普通のコーヒー」と「フェアトレードのコーヒー」
があるそうです。

この二つの違いは、フェアトレードの方は、売上の一部が生産者に還元されるんです。
私たちが支払ったいくらかが生産者に戻る、と言う事。

簡単に出来る国際協力です。

確かにフェアトレードのコーヒーの方が少々値段が高いそうです。
が、身近に出来る国際協力と思ったら、多少の値段の違いは気にならないはず。

私はなるべくフェアトレードの商品を買うようにしています。
手作り感もあって、好きだし、
丹精込めて作られたものって、いいな、って気がして。
それに、一点もの感もあります。
なにより国際協力出来るし。


いつかは自分でフェアトレード商品を扱うお店をしたいなぁ。



http://www.peopletree.co.jp/

もし良かったら、のぞいてみてください。
他にもたくさんの団体が、フェアトレード商品を扱っています。




タイにいて、初めてフェアトレードと言う事を知って、
それ以来、気になってます。
実際、タイ北部、東北部では、手工芸(少数民族独特の刺繍、布、銀製品、などなど・・・)、
農業が中心で、今の「大量に安く」の取引のせいで、
大人はもちろん、小さい子供も仕事の手伝いをし、学校に行けない、という現実もあります。

学校に行かなかったら、(親も知識がなかったら)、字を書けない、計算できない・・・・
違う職業につきたくても、できない。


日本で教育を受けるのは当たり前のことでも、途上国の人は普通の教育すら受けられない、
そんな現実が沢山あります。


結局、大人だけの問題ではなくて、子供まで影響される、
1人が少しでも関心を持って行動をするだけで、
きっと何かが変わっていく。そう思います。


これからも時々、私の知っている限りでフェエアトレードのことも書いていこうと思います。
あ、聞いたことあるな、程度でいいので、言葉だけでも覚えてくれれば、凄く嬉しいです。


Posted by こんタイ at 16:29│Comments(0)
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